-以下、プレスリリースより-
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、以下パナソニック コネクト)と守口市門真市消防組合消防本部(大阪府)は、2022年4月1日に『消防活動及び消防機能力向上等の連携に関する包括協定』(以下本協定)を締結し、本日2022年7月20日に調印式を実施したことをお知らせします。
近年、多様化・大規模化する想定を超える災害への対応を、限られた消防リソース(人員・車両等)で活動しなければならず、消防業務の効率化・最適化に向けた消防現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まっています。例えば、消火活動や救助活動などの「警防業務」では、従来の無線による音声通信に加え、映像・画像等を活用した消防本部・各隊との迅速な情報共有と効率的な現場状況の把握・判断支援が必要です。また、火災予防や危険物規制に関する指導を行う「予防業務」では、立入検査や事務処理の効率化による検査実施率の向上や違反に対する指導の強化が求められています。
本協定では、消防業務における幅広い現場の課題やあるべき姿について議論し、双方が有する情報や技術を共有して課題解決に取り組む「共創活動」を推進します。守口市門真市消防組合消防本部は現状の課題や実証フィールドを提供、パナソニック コネクトは過酷な現場に強い頑丈タブレットTOUGHBOOK(タフブック)などを活用した業務支援ソリューションの開発・検証を行います。実証などを繰り返しながら、必要となる機能やその有効性を検証し、消防活動・消防機能力の向上に取り組みます。
パナソニック コネクトと守口市門真市消防組合消防本部は、本協定に基づき、消防業務の新しいあり方を共創することで、住民にとって安心・安全なまちづくりの実現に貢献します。
<締結日>
2022年4月1日
<協定に基づく連携事項>
1. 消防業務支援システムの開発による業務効率化
2. 消防活動及び消防機能力向上に関すること
3. 災害時の活動に必要な機材を提供すること
4. その他、両者が必要と認める事項に関すること
<連携事項に基づく共創テーマ>
1. 指揮調査の現場対応や査察現場など、様々な消防現場で共通して求められる機能(現場画像・映像・資料の共有、地物情報の管理等)を追求した頑丈タブレットTOUGHBOOK(タフブック)によるモバイルソリューションの有効性の検証
2. ドローンによる消防本部と災害現場や火災現場の情報共有、および無線技術や
センシング技術との連携によるさらなる現場対応の効率化の検証
3. その他、両者が必要と認めるテーマに関すること
■守口市門真市消防組合消防本部 WEBサイト
http://www.mkfd119.jp/
■パナソニック コネクト株式会社について
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、グローバルで約28,500名の従業員を擁し、売上高が9,249億円(※)の、B2Bソリューション事業成長の中核を担う事業会社です。パナソニック コネクトは、企業としての存在意義であるパーパスを、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」と掲げています。このパーパスには、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや、高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン・公共サービス・ 生活インフラ・エンターテインメントのそれぞれのお客様とつながり、お客様の「現場」をイノベートすることで、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の世界を目指していきます。
※ 2021年度、旧パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社として
■パナソニック コネクト株式会社 ホームページ
https://connect.panasonic.com
■頑丈タブレットTOUGHBOOK(タフブック)製品WEBサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/tough
【お問い合わせ先】
パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410
(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
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